彼岸は誰の為にやっているかというと、自分の為にやっているわけです。


3月17日~3月23日は春のお彼岸です。

お墓参りは皆さんにとって大切なものです。

今回は、算命学十三代宗家・高尾義正先生が残された「彼岸」についてのお話を紹介したいと思います。

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お彼岸の行事と言いますのは、いつ位から出来たのか考えられた事があるかと思いますが日本では平安時代なんですね、実はお彼岸の行事や七五三のお祝いも全て中国からの輸入品なんです。

日本古来にそういうものがあったのでは無くて、古代中国人が考えて、中国の一つの仕来りとしてあったものが、いつの頃からか日本に入って来まして、日本の行事に生まれ変わって来ました。

それが仏教と一緒になりまして、実際にお彼岸の原理と仏教とは、本当は関係ないんですけれども、いつの頃からかそれが合流しまして、仏教の儀式というような形で日本に伝わってきました。

彼岸は誰の為にやっているかというと、自分の為にやっているわけです。

遊ぶ心で仏様と一緒に遊ぶわけです。

自分だけが遊ぶわけでは無くて、お墓へ行って、「おばあちゃん、こんにちは。この頃どうしていますか」とか、「あの世の水は冷たいですか」とか、お墓で会話をします。

「今日はお墓で弁当を食べて花見でもしよう」と、茣蓙を引いて一杯飲んでも良いんです。

お墓を磨きながら鼻歌で一杯飲みながら、楽しみながらお墓参りをするとそこに、非常に一家中揃って、親も子もなんとなくほのぼのとした明るさが生まれてくるんです。

それはどういう事をこのお彼岸が教えているかというと、特別に人間というのは大仰な生き方をしなくても、人間にとって一番素晴らしい生き方というのは普通の人、ただの人なんです。

これが一番大切なんだという事なんです。

「私はこういう天才だ」とか、「私はこういう実力で大成功した」とか、そんなのはあんまり偉いほうではないんです。

「当たり前に普通に来た、そういう生き方が一番素晴らしいですよ」

という事を教えているわけです。

そして人間の体、あるいは生命体、そして運命、そういうものを取り混ぜて、非常に良いサイクルで人間がある時に、自分を思い返す、そういった事を教えてくれているわけです。

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当たり前に普通に生きること

それが一番良い生き方なのだと思います。